2015.11.08 Sunday

落葉

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    車道を落ち葉が染め
    絨毯の上を走っているみたいだ。

    やっぱり、モミジが紅葉の中では一番きれいだな。

    柿の実がまるで花のように見える。
    その隣で椿やお茶の花が咲く。

    冬に至るまで広葉樹は、すべて落葉するかと思いがちだが、
    クヌギは、春に新芽が出るまで寒風のなか
    枯れた葉を枝にとどめている。

    その姿から、仏教でいう「忍辱(にんじょく)」を連想してしまうよ。



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    2015.11.05 Thursday

    HAIKE

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      新聞に北欧・スウェーデンの句会の様子が載っていました。
      俳句を「自然を詠む3行詩」として捉え、身の回りを写生した短い詩を愉しまれている模様です。
      彼の国では、比喩を排して写生に徹しているのだそうです。

      「飛行の音 空はさえて 靴を履かぬ子供」

      なんとなくシリア難民で亡くなった子供を連想してしまいました。

      俳句は短い詩です。我が国では詩人はあまり尊敬されていませんが、伝統俳句の偉人は多く
      輩出されているので俳人=詩人と考えれば、優れた詩を持つ国であります。

      海外では詩人は尊敬の対象で優れた詩に親しむ文化がありますから、
      日本の俳句や和歌に興味を持たれても不思議ありません。
      ましてや、「禅」など「仏教」とも繋がりがあるので神秘的に思われるかも。

      昔、メキシコの地方都市に彫刻家の友人を訪ねて滞在していたとき、
      彼のメキシコ人の友人に「句会」に誘われたことがありました。
      インテリ階級が「俳句」に興味を持って、句会を催したのです。
      残念ながら出席できませんでしたが、「HAIKE」はすでにインターナショナルでした。

      俳句は「足す文化」でなく「捨てる文化」です。
      飽食や物質文化の現代を顕にする力が、国境を越え求められている、とも思えました。


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      2015.10.27 Tuesday

      この言葉で世の中は崩壊する。

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        20代にこの詩を読んで以来ずっと頭の中でリフレインしている。
        折りあるごとに口に出て来る。

        そのフレーズは、
        本当の事を云おうか」

        若ければ口にしてしまうだろうが、歳を重ねれば自ずと言えなくなるこのフレーズ。
        でも、本当は言ってしまいたい衝動に駆られる。


        全文はこうだ。

         

        鳥羽1/谷川俊太郎
         

        何一つ書くことはない

        私の肉体は陽にさらされている

        私の妻は美しい

        私の子供たちは健康だ

        本当の事を云おうか

        詩人のふりはしてるが

        私は詩人ではない

        私は造られそしてここに放置されている

        岩の間にほら太陽があんなに落ちて

        海はかえつてくらい

        この白昼の静寂のほかに

        君に告げたい事はない

        たとえ君がその国で血を流していようと

        ああこの不変の眩しさ!


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        2015.10.23 Friday

        オットマン

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          まだ日本人には、なじみの薄い「オットマン」。夫MANでないですよ。
          椅子(イージーチェア)の前に置いて足を伸ばして楽な姿勢を作れる小椅子のことです。

          これを覚えると楽なので欲しくなるものです。
          よく米国映画などでポテトチップを食べながら夫婦でテレビで映画鑑賞してる場面が
          あるでしょ。そのとき靴を履いたまま足を投げ出している先にこいつがあります。
          その場合は、ソファとセットになってるのが多いかな。

          (ちなみにポテトチップを食べながらソファに横になっているのは「カウチポテト」と
          呼びますね)

          疲れていると横になりたいが、そんなに早く寝たくない・・・そんな心境のときに
          ソファにオットマンが欲しくなります。

          じゃあ、反対に疲れないようにすれば、必要でないかも。
          その方がいいか・・・

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          2015.09.10 Thursday

          方物線

          0

            実りの季節を迎え、稲がこうべを垂れている。

            秋雨にすすきの穂が雫をたたえ、こうべを垂れている。

            うつくしき放物線。

            しなやかなラインが宙に描かれた。






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            2015.09.04 Friday

            真言

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              雨降りばかりで稲刈りや種まきができぬとお百姓さんが嘆いている。

              天候が農業を左右するのは、今も昔も変わらぬが
              その天気を呪文で動かす人々がいた。
              バラモンと呼ばれ、主に祭事を司った人々だ。

              言葉が言葉以上にの働きをした。
              いや本来、言葉は「言霊」を持っていて事実を作っていたのだ。

              また、その言葉の真髄は「真言」とも呼ばれ、
              形なきものをも動かしていた。

              「言霊」や「真言」が言葉の本来の姿だ。

              しかし、それを操られるのはわずかの人々で
              一部でその秘密や修行方法が独占されていた。

              それゆえその力に魅了された王や領主に囲われ地位を得て来た。
              その結果、安泰な体制保持のため
              いつしか磨かれた感性や身体が損なわれ
              「真言」が形ばかりになってしまった。

              もうそれには「言霊」が宿っていなかった。
              むなしい呪文が響くだけになってしまったのだ。


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              2015.08.28 Friday

              松浦弥太郎 動く

              0

                新聞で松浦弥太郎氏が『暮らしの手帳』の編集長を辞めたと知った。
                「?」と同時に「やっぱり」と思った。

                松浦氏が編集長になっても『暮らしの手帳』は大きく変わらなかった。
                変わらないと雑誌が生き残っていけないから、彼を編集長に抜擢してのだと思う
                だが、あまりにも花森安治氏の影響が濃いから苦労したんじゃなかろうか?
                (想像に域を出ないけど)

                その松浦氏が移ったのがwebマガジン「くらしのきほん」

                なんだか「ほぼ日」みたいだな。

                そうか。糸井重里氏と松浦氏はどこか似ているな。
                (それとも私が好きなタイプの文化人なのか。「文化人」っていう言葉は彼らから遠いけど)

                糸井氏の松浦氏も仕掛けるのが好きな人だから、どんどん仕掛けてくれ。
                停滞してる出版メディアを外から刺激してくれ。

                楽しみです。

                関連ブログ http://9notes2.jugem.jp/?eid=119
                      http://9notes2.jugem.jp/?eid=198


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                2015.08.17 Monday

                夏のぬけがら

                0

                  「暑さもお盆まで」と言われることがある。

                  本当にそう。

                  今日は雨降りだったが、一日涼しいくらいだった。

                  昨日の空には「いわし雲」が出ていた。

                  秋の空のようだ。


                  赤とんぼが飛び回ったら「寂しさ」もやってくる。




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                  2015.07.23 Thursday

                  出版社 比較

                  0
                    安保関連法案の記事に面白い傾向が出ていますね。

                    女性週刊誌”女性自身”・”週刊女性”が毎号特集を組んでいるようです。
                    読んだことはないですが、”見出し”は見ます。

                    母として妻として恋人として徴兵されるだろう男子を憂いているのです。

                    一方、いつも世間を騒がすことで部数を伸ばす
                    ”週刊文春”と”週刊新潮”がまったくこの法案に喰いつきませんね。

                    「だらしがない」に尽きます。
                    いつもの威勢のいいカッコはどこにいったんだろ?
                    時の権力にしっぽを振ったら、今後読者は「政治スクープ」をシラけて読むと想像しないんだろうか?

                    新聞も”朝日”は慰安婦問題や吉田調書問題から及び腰になっちゃって
                    突っ込みが甘いです。

                    ”東京新聞”がダントツの切れ味で”中日新聞”もいいです。
                    ”毎日新聞”もいいようです。

                    ”読売・産経”は「そうしたいのならどうぞ」って感じです。

                    それにしても”NHK"は酷すぎますね。
                    政府に寄ったコメントをたれ流しています。
                    恥ずかしくないんだろうか?

                    いや、NHK内部の心ある人たちは悩んでいる違いないです。
                    いやいや、先にこき下ろした新聞社・出版社内のこころある記者は、苦しんでいるはずです。

                    どうか記者さんたち、持ち場で頑張って抵抗してください。
                    そうすることでかろうじて”大本営記事”にならずに
                    すんでいるはずですから。



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                    2015.07.19 Sunday

                    正のエネルギー

                    0

                      安保関連法案の一連の発言で、私が発した「言葉」が自分に帰ってくる。
                      どうも気が晴れないのでそう感じる。政治家の発言だけじゃない。

                      「言葉」って重いよね。そう思う。そう思う理由は、若い時「詩」に傾倒して「詩」こそ
                      「我が人生」と勘違いした経験があるからで、その過程で「詩人」が流した血が「言葉」だと知った。

                      だから詩人で批評家の「吉本隆明」や「山尾三省」の言葉を信じた。



                      軽く発言しても、空気を孕み湿度を得て重くなったようだ。軽く言ったつもりはもともとないけれど、
                      意味ある言葉も「負のエネルギー」を含んでいるとダメなんだよね。

                      言葉の「正のエレルギー」を伝えないといけない。
                      少なくとも私にとってはそうなんだ。

                      戦争に繋がる法案は、廃案しになくちゃならないが、
                      「正のエネルギー」の言葉を使わないと気分が沈むばかりだ。

                      「負のエレルギー」の連鎖が戦争に繋がっていると、かつて「詩」が私に教えてくれた。
                      それを身を持って感じている。


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