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2017.05.18 Thursday

本物

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    恵那・中津川には和菓子屋が多い。

     

    現代は「栗」菓子が有名だから そういうお店が繁盛するのだろう。

    しかし、伝統的に多かったようだ。

    苗木藩のご城下であり中山道の宿場だったからだろう。

     

    先日、中津川の本店から暖簾分けされた恵那の名店に『柚子のゼリーよせ』を買いに行った。

    キャラメルぐらいの大きさで小さな箱に20個ほど入っている。

    お値段も手頃で、とても『柚子』の味がして、甘くてさわやかな味がお気に入りだ。

    (実は母がお土産屋で見つけて、初めて食べてそのおいしさを知った。

    地元銘菓はなかなか家使いで買わないので)

     

    贈り物として数個を注文した。

    あまりたくさん作っていないようで、取り置きしてもらうように頼んで

    宅配便の手続きをした。

     

    いい和菓子屋はたいてい、数奇屋つくりがされている。

    「茶道」の関係からだろう。

    伝票をもらう間に、店内を観たり、生け花や道具を眺める。

    いいしつらいを観るのは目の保養になるんだ。

     

    窓ぎわにケヤキの一枚板の「框(かまち)板」があった。

    さすが、いい杢目の良材だ。

     

    「あれ・・・・・・・?」

    「これは本物の一枚でないな。”付き板”が張ってある偽物だぞ」

    ケヤキは小僧の頃からさんざん扱ってきた材木だから、その質感は一目で解る。

     

    ケヤキをカンナで仕上げるには、よく切れる刃物と調整されたカンナ台がいる。

    逆目が強いので、それを止める技量も必要だ。

    私は両逆(りょうざか・どちらから削っても逆目の出る板)を止めるワザで、家具屋時代は

    飯を喰って来た。だからケヤキの仕事を見ると熱が入ってしまうのだ。

     

    ”付き板”が悪い訳ではない。これだって”プリント”に比べればりっぱなものだ。

    でもなぁ・・・名店は本物にこだわって欲しいかったよ。

     

    見る人が見れば解ってしまうのだから。

    味だって、そうだろ?

    本物の味を知ってこそ、いい御菓子・いい料理が作れるんじゃないのかな?

     

     

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