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2017.05.11 Thursday

全粒粉

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    このビスケットを初めて食べたのは、中学生の頃だったっけ?高校生だったか、

    不確かだが、衝撃的だった。

     

    そのビスケットの名は「マクビティ・ミルクチョコレート・ビスケット」。

     

    あまりにも今まで食べていたビスケットと違った。

    英国のかほりがした。憧憬。

     

    それまで食べていたビスケットと言えば、「森永のマリービスケット」か「チョイス」「ビスコ」

    もしくは「日進のココナッツサブレ」、ローカルな「しるこサンド」ぐらいしか知らなかったから、

    この「マクビティ」の味は未体験ゾーンだった。

     

    甘いのに塩っぱい、それにガサガサしている。

    そのガサガサした食感にチョコレートがまとわりついて

    得たいのしれない感じがしたのだ。

     

    そして、旨い!!! こんなうまいもの初めてだぁ!!!

    お母さん「また買って来てください」と心の中で叫んでたよ。

     

    ここで知った初めての”食感”の素は「全粒粉(ぜんりゅうふん)」。

    小麦の表皮、胚芽、胚乳をすべて粉にしたもので、いわゆる「黒パン」。

     

    ハイジがロテッテンマイヤー女史の目を盗んでタンスに隠していた「白パン」

    とは違い、昔は庶民の食べ物の一種だった。

     

    「白パン」は小麦粉から「表皮、胚芽、胚乳」を取り除いた白い粉から作ったもので

    ちょっと”おしゃれ”なパンだったのね。

     

    さてさて、その時に知った「全粒粉」のおいしさは、20代後半に「天然酵母パン」の

    おいしさ開眼に繋がっていった。

     

    田舎では「全粒粉の天然酵母パン」は好まれない。

    ”おしゃれ”じゃない。”粗野”な感じがする。もっと都会的な雰囲気の「白パン」がいい、と

    知らず知らず田舎ではそう思ってしまっているのだ。

    (ペーターのおばあさんは、歯が悪かったのか、咀嚼に優れる「白パン」を欲した)

     

    だから、田舎でこっそり食べる「マクビティ・ミルクチョコレート・ビスケット」は

    異国情緒を感じる”田園食品”なのだ。

     

    (「田舎」を「田園」と言い換えるのは素敵なアイデアだと、我ながら感じ入っている)

     

     

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