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2013.08.21 Wednesday

漢方治療

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    漢方治療 09:08
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      今年1月はじめに発病した「右足ふくらはぎの湿疹」が、ようやく完治する手前まで来ました。いわゆる「アトピー」です。私はアレルギー体質で、「花粉症」持ちですが、アトピーは初めてでした。


      痒みが断続的にあって、安眠できないし集中力も散漫になって仕事にも差し障っていました。「かゆみ地獄」と言うヤツです。痒かった。


      だからと言って、新薬の塗り薬や飲み薬で治めることを私はしていなくって、漢方薬の生薬の煎じ薬を飲む治療をしていました。ぐつぐつ生薬を煎じて、お茶のようなものを飲む訳です。


      もう長い間、新薬のお世話になっていませんが、元をたどれば父が新薬の副作用で苦しんでいたのを見て育ったのが大きいかなぁ。高血圧の治療の途中で、身体全体に湿疹が出ていました。また、動脈のバイパス手術が成功したのに命の方がボロボロになって、病気の百貨店のような状態で一生を終えてしまったのも、私の価値観の変えた根底にあるかも知れません。


      またいい先生とのご縁があって、漢方治療による「道」を示されたことが決定打になったでしょうか。


      今回の「湿疹・アトピー」治療も漢方でした。

       

      「花粉症」と「アトピー」は別の病気のように思うでしょうが、私のケースでは主に漢方で云う「水」がなせる業での症状です。


      身体内の体外に排出するべき「水」が、発汗・大小便でうまく排出されていなくて、身体内に残った余分な水が「鼻水」や「湿疹」として現れているのです。また、余分な「熱」も痒みとして排出されています。


      漢方の煎じ薬を飲む意外、何もしないのですが、痒いのはボリボリ掻いてます。すると水泡が破れて血が出たりリンパ液が出たりします。それもそのままにしていました。身体内の排出されるべきもの「水」や「熱」がそうやって出て行くと考えているからです。


      痒みの波が治まると傷口に薄膜が張り一旦は瘡蓋が出来ますが、また痒くなればボリボリ掻いてしまいます。
      瘡蓋が白い粉となって足元に溜まります。手で集めると結構な量でした。余分なものを出しているので、湿疹は一旦酷くなることもありますが、出し切らないと治らないので、そこは辛抱です。


      ここでの生薬の働きは、体表を開くもの・内部を冷やして余分な「水」を小便として出してくれるもの・出す働きにより元気不足に陥らないように元気をつけてくれるもの等、調合して身体に取り入れています。


      ここでの薬を決定しているのは、身体の腹部を触ったり・舌の色を確認したり・脈の種類を探ったりする診察があってのことで、漢方的には「証」立てすると言います。


      「陰陽・虚実」の決定や病気の在り処を見極めています。それに従い一人一人に合ったお薬が決まって行くのです。「病名」や「症状」だけでお薬が決まらないのが特徴です。そこが漢方治療の肝です。


      当然、私の「アトピー」治療に使ったお薬が他人に合うとはならなくて、その人に合った「証」立てしてその人にあったお薬が処方されるのです。


      ここに記している大元の考えは、約2000年前の古代中国・後漢時代に完成された「傷寒論」と言う書物に著されています。あらゆる病気治しの道筋がそこに著されていて、日本には奈良時代には僧侶の手によって持ち込まれ広まって行きました。



      奈良時代から江戸時代まで日本では治療学の中心は漢方医学で、本国の中国から離れ独自に発達して来た歴史もあります。漢文で書かれた「傷寒論」を読めれば医者として働けたので、上級・下級を問わず「学」によって出世したい者など「知識層」が医学を進めたと思われます。その過程で「朱子学」なども学ぶものも多かったでしょう。「医」の倫理観も高いものがあり名医と呼ばれる方も多く輩出されています。


      数々の名医によって残された治療例は、お宝です。現在の私にも恩恵を与えてくれます。
      明治以後、西洋医学が主流になり漢方は代替医療のように思われていますが、私にとっては主流の医学で、「生命の医学」と呼ぶべきものです。そして今を生きる私を支えてくれています。


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