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2015.01.26 Monday

『ニルヴァーナ』と『セカイノオワリ』

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    『ニルヴァーナ』とは仏教用語で『涅槃(ねはん)』の意ですね。 

    『涅槃』とは、『輪廻(りんね)』から開放された世界に至ったことで、
    つまり『悟り』を得た境地のことでしょう。

    その名を冠したのが、カート・コバーンを擁したバンド「ニルヴァーナ」でした。
    爆裂するようなサウンドと一瞬の静寂。
    90年代に生まれた『グランジ』はパンクの子供たちでした。

    それにしても、そのひねくれたバンド名は、仏教者にびっくりだったろうなぁ。

    仏教者は、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天道)から離れ(つまり輪廻からの解放)ることを目的に修行するものです。それが煩悩の塊のようなサウンドを発する「ニルヴァーナ」が『ニルヴァーナ』とは、これいかに、ってことになりますよね。

    そもそも仏教に近しいはずの日本人も『輪廻』からの解放が仏教だとは思わないかも?
    こんど「死んだら何々に生まれ変わりたい」なんて、本来はありえませんからね。それじゃあ、煩悩の世界を肯定することになってしまいますから。

    もっとも「仏教」は「ヒンズー教」の世界観とも一部重なって成立しているから、インド人でない我々には『輪廻』の世界観がしっくりこないのも仕方ないことかも知れません。

    そして「セカイノオワリ」。
    動詞で終わる名詞とは、おかしなバンド名ですが、こういうのは今時の流行ですね。

    「世界の終わり」ってキリスト教やユダヤ教やイスラム教の『最後の審判』を連想してしまうのは私だけ?
    彼らは、そんな気持ちを持っていないかも知れませんが、『終末論』の響きを感じてしまいます。

    仏教にも『末法』っていうのがありましたよね。「正しい行いが廃れた世の中」のことだと思いますが、
    それで終わりでなく、また仏の光が射す希望みたいなものは感じられます。

    *

    「解放」はいいですが「終わり」は嫌いです。



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