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2014.01.12 Sunday

想像力の欠如

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     想像力の欠如


    芸術の源泉は想像力ですが、科学にも政治にも想像力が必要です。


    簡単に言えば、「思いを馳せる力」のことですが、この科学技術が、どのように利用され展開していくか、思いを馳せてみるのです。またこの政治判断が、どうように未来に影響を与えるか思いを馳せてみるのです。


    言わんとしているのは、福島第一原子力発電所メルトダウン事故のことです。


    科学者も政治家も想像力が乏しいと言わざるをえない。


    地震が確実に起こる日本列島。その結果過去から何度も津波の被害を受けている海岸地帯。その地に原子力発電所を建てる電力会社とそれを認める科学者と政治家たち。


    原子炉を冷やさないといけないので水が必要となり、立地条件として海辺になるのでしょう。しかしそこは絶えず津波が襲うキケンが伴う場所なのです。それが解っているのに想像力を使わないで、そこに建てるのをよしとしてしまう政治家。


    もしものことがあってはならないことは、科学者が一番知っているはずです。政治家にそれを忠告するのが仕事のはずです。


    またこの日本に、世界に、原子力発電が何をもたらすか、政治家は想像力を使わなくてはなりません。それが未来に何をもたらすか、子孫がその影響を受けないのか精査しないといけません。


    今頃になって小泉前首相が核のゴミの捨て場がないことを持ち出して、原発中止政策云々を語っていますが、少し想像力を使えばそんなの当たり前のことなのです。遅いですね。でも遅くとも語らぬよりマシですが。


    自民党は原子力行政を推し進めて来ました。民主党内にもかつてそうして来た人が多くいます。3・11直後は、その反省を口にしましたが、その口を閉じ、反対に中東に原発を売り込もうとさえしており、私は空いた口が塞がりません。


    どれもこれも想像力が欠如しているから、そんなことができるのです。


    人類にとって原子力は、持ち込んではいけない技術であり手に負えない反応なのです。それを太陽を手に入れたと喜んでいるとは、想像力が不足しているからとしか言いようがありません。





    芸術する力は人間に備わっている基本的な力ですが、幼い頃から日常で育んでいかないといけないことでしょう。「情」を育むことがその中心になりますが、大人がそれを過去の芸術作品から正しく学び、子供達に伝えていくことが大切になります。


    そうして想像力を芸術家だけのものだけにしないで、すべての人が普通に使える力にしたい。


    先の大事故からそんなことを考えました。


    現在も止まることなくメルトダウンした核物質が地下水に触れ、汚染した大量の水が海に流れ込んでいます。
    想像力を使うまでもなく、この事実を受け止めて、次なる手を人類の全ての想像力を駆使してこの問題に注ぎこまないといけません。

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