2017.07.14 Friday

漫画家

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    一度も漫画家になろうとは思わなかった。

     

    理由は簡単。

    同級生にマンガのものすごくうまいヤツがいて、いつも(毎日)

    打ちのめされていたから・・・・

     

    マンガの神様『手塚治虫』が小学生の時点で、完成されていたことは

    皆ご存知だと思うが、本当に最初から完璧なラインを描ける人は

    いるんだよね。

     

    友達を見ていたから、それは本当のことだと解る。

     

    運動がダメでも勉強がダメでも、マンガがうまければOKなんだ。

    彼の描くラインは生き生きしていて、見ている者の心がウキウキする。

    次ぎはどんなラインを引くのだろう。どんなキャラクターが生まれるんだろう。

     

    うらやましくてたまらなかった。

     

    小学4年生のとき3人で壁新聞を発行した。

    僕と彼と学級委員。

    持ち回りでネズミが主人公の野球マンガを連載することになった。

     

    「チュー太」って言ったかなぁ。

    そのピッチャーが”魔球”を投げるんですよ。ボールが火を噴いたり消えたりする話。

    (当時、「巨人の星」や「侍ジャイアンツ」など流行っていた)

     

    彼の回は、絵だけでも面白くて100点。

    学級委員は、スポーツも勉強もマンガも得意でストーリー展開がよく90点。

    僕の回は・・・・一生懸命描いたけど、ラインが生きていなくて薄汚れた絵なので50点。

     

    結局、壁新聞は中途半端に終わった。

     

    漫画家は魅力的な職業だと思うよ。

    だけど、その選択肢は、僕にはなかった。

    少し残念だった。

     

     

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    2017.01.12 Thursday

    ボンバーよ!

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      テレビでちょこっと「高校サッカー」を観たけど、最近の高校サッカーのレベルは

      昔の実業団クラスじゃないか?と思えた。

       

      ボール回しにテクニック、それに戦術があるのね。

       

      30数年前は『飛び出せ青春』のワンシーンにあった「サッカーとはこういうものだ!」と

      言ってボールを高々と蹴り上げ、走って行く「戦法」が、普通だった。(ウソ!)

       

      もちろん静岡とか東京のレベルは高く、テクニックも戦術も垣間見えたが、ボールを回して

      相手を引き出す、なんて発想はなかった。

       

      私も小学校から部活でサッカーをはじめて高校までやっていて、ずっとレギュラーだったが

      下手くそで・・・・スパイクが悪かったのかなぁ?

       

      とスパイクのせいにしてら。

       

      中学のときのワールドカップはアルゼンチンのケンペスが大活躍だった大会で

      ケンペスが履いていたスパイクがかっこよく欲しかった。

       

      でも高くで無理。

       

      そこで母親をなんとか説得してスポーツ用品店で『アディダス』の名がつく型落ちの

      スパイクを買ってもらったりして、うれしかった。

       

      『アディダス』か『プーマ』ならばそれで満足していた。国産はダサい・・

       

      と思っていたが、

       

      なぜか高2頃から高価なスパイクは「かっこ悪い」と思う同級生が3.4名いて

      練習用スパイクの『オニツカタイガーのボンバー55』を履いて試合に出るようになった。

       

      これを履いて高いブランドスパイクぞろいの学校のチームに勝つことが

      快感だった。

       

      あぁ、青春!

       

       

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      2013.08.21 Wednesday

      くらげのかんづめ その1

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        くらげのかんづめ その1 07:35
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           くらげのかんづめ




          「さくらももこ」のエッセイを図書館から借りてきた。ひさびさに読むのだが、これには訳がある。
          こうやって一年もブログを書いていると、どうにもネタ不足になってくる。


          そこで「さくらももこ」も登場となったのだ。


          ワシは「さくらももこ」のエッセイをスゴイと思ってきた。なにげない話を書きながら、読者を最後の一文字まで離さない筆力はただものではない、と感じてきたのだ。


          その文体も、そこはかなく笑みを浮かべてしまう。漫画のちびまる子ちゃんを、そのまま文体に移したような話口は、できそうでできない芸当なのだ。(本人がそう感じているかは、知らないが。)


          ワシもその文体を、失敬して使ってしまおう。(文章を書くのが少しは楽になるかも知れぬという淡い期待を胸に。あまいか・・・)


          ちなみに、ワシが影響を受けた文体は、ほかに詩人の山尾三省さんのエッセイと建築家・中村好文さんの文章となる。山尾さんは哲学的な言葉と詩的な言葉がリズムよく続いていて気持ちがよくて、亡くなるまで彼の著作が出版されるのを心待ちにしていたし、中村さんは建築のことをあちこちに書かれているが、「です。ます。」調の文章は、いつも手本にさせてもらっている。えらい文化人なのだ。


          そこにもう一枚加えてのが、この「さくらももこ」だ。彼女も文化人か?う〜ん、まぁいい。そんなこと。
          面白いからいいのだ。


          もちろん彼女の漫画/挿絵もその魅力だ。ワシもその手を使おうと思ったが無理だった。それを使って少しでもブログを引き伸ばそうと考えたが、無理だった。しかたない。


          それから、彼女は少女期の思い出をネタにしているのも見逃せない。自分の思い出話をネタに使うのは、安直に思えて禁じ手のように感じてきたが、それもよしとしてしまおう。

          「さくらももこ」がやっていてワシがやってなにが悪い、と開き直ってしまい、はずかしながら解禁にしよう。とほほ。(力量が違うのに・・・)


          ところで、息子の学校で「職業学習」の授業の一環で「ギターリペア」の話を15分くらいして欲しいと頼まれた。好きなことを仕事にしていると思われたらしい。(自営業は平日でも休めると思われている嫌いもある。)


          好きなことを仕事にしている、と勝手に思われるのは構わないが、そう単純なものではないのだ。自営業は大変なのだ。好きなことばかりやっていたら、喰えなくなるのは自明のことなのに、世間はそうは思わないところが、むつかしい。


          しかし、子供に大人の事情を話しては夢もありゃしないので、そこは大人としてポジティブな話をするつもりでいる。そこは大人の責任をちゃんとするのだ。


          かみさんにいろんな仕事をして来たのだから、その話の方が面白いんじゃないの、と無責任なことを言われた。


          「いろんな仕事」って言われると、俺は「職を転々としてきた人」みたいじゃないか。ギターリペアマンとして信用を得ようとこのブログを書いているのに、読者が「こんな人には修理に出せない」と思われたらどうするのだ。


          「職を転々としてきた人」はときどき犯罪者を表現する悪い意味の言葉のように感じる。これがいい意味に変わるのはひとつしかない、有名な文学賞を取って「作家」と呼ばれた時だけだ。好意的な眼で「職を転々としてきて」いろんな事を経験し、人間の滋味を観察してきた人、として評価される時しか使えないのだ。


          皆様、ご安心ください。ワシは「木工」を基本にあっちこっち行っているのは本当ですが、根は「職人」ですから。
          (うそつけ、アーティストだと思っていたときもあるじゃないか、という声は「わかでのいたり」と弁解しておきます。)


          パン喰
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          2013.08.21 Wednesday

          くらげのかんづめ その2

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            くらげのかんづめ/アイムセクシ? 09:12
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              ら・ら・らー・ららら ら・ら・らー ら・ら・らー・ららら ら・ら・らー


              とくれば、お解かり?サザンオールスターズですよ。だんな。
              高校時代、一番流行った音楽といえば、「勝手にシンドバット」となるかなー?


              「ザ・ベストテン」がにぎわっていたなぁー。黒柳のオバちゃんがお母さん代わりになって見守っていた印象があるな。「勝手にシンドバット」の次に出たシングル「いとしのエリー」も大ヒットして、青山学院のぼんぼんが、スター街道まっしぐらを画面でリアルタイムで観ていた記憶があるね。


              70後半から80年代は、今にして思えば活気があったねぇ。バブルの前で行け行けどんどん、って感じかなぁ。音楽業界も賑わっていたよね。百恵ちゃんも淳子ちゃんも解散間際のキャンディーズもいたねー。若造の長渕剛も「順子」って歌っていたし、「幸子」って歌っていた ばんばひろふみ も幸せだったねぇー。そうよ。ら・ら・ら よー。


              そんな中、ワシはひそかに注目していた海外ミュージシャンがいた。それが、ロッド・スチュアートだ。
              「サッカー好きのロックミュージシャン」という肩書きだけでも、ニキビずらのサッカー少年にゃ、憧れの対象ってもんですよ。華やかなロックスター/ロッド・スチュアート。女性にもてもて。かっこよすぎよー。


              「アイムセクシー」が大ヒットしていた。金髪のロッドが女性を抱いてほくそ笑むアルバムジャケットは、決まり過ぎ。嫉妬します。


              そのロッドの髪型に高校生は、なぜか惹かれた。頭のてっぺんは髪が立っていながら、裾は長く、妙に髪がライオンのように光っていた印象がある。


              その頃、学校ではサーファーが流行していて、サーファーぽい感じもどこかあるロッドの髪型。


              その髪型にワシもなりたい・・・・とニキビずらサッカー少年は思ったんだねぇ。その後、無駄な努力をすることになる。


              髪を整えるなら、「散髪屋・床屋」でしょ。近所の床屋に早速行きました。


              床屋の親父に、こう、こう、こう、と説明する。一生懸命ロッドの髪型を説明するんです。親父は「モデルとお客さんじゃ、頭の形が違うんでねぇ」とか言っていたが、それは「知らない」と言えない言い訳だったんだとは、真面目な高校生は思わなかった。


              ちょき・ちょき・ちょき、鋏の音が済んだ時には、鏡の向かうに、なんだか得体の知れない河童が、ボーゼンとして座っていた。河童は、?マークがいっぱいだった。

              「?」「?」「?」


              し、しかし、「あ・あ・ありがとうございます。」と律儀にお礼を言って、勘定を済ませ店を出て行った。


              ロッドとはあまりに違い過ぎる。それが現実だった。サッカーもヘタでローリングできるほどロックしてない自分。煮え切らない学生生活は、髪型ひとつで変化するほど甘くない。


              それでも、河童はロッドが好きなんだよ。かっこいい「アイムセクシー」はダメだったけど、他のアルバムに入っていた自由のための「セーリング」は出来るんだ、と大志は描いていたのだ。


              「セーリング」
              I am sailing,
              I am sailing home again 'cross the sea.
              I am sailing stormy waters,
              to be near you,
              to be free.
              私は海を行く。
              私は海を行く。 再び帰ろうと海を渡る。
              私は海を行く, 嵐の海を抜けて。
              あなたに近づくために。
              自由の身になるために。


              名曲です。御視聴あれ。

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