メヒコよ、再び
お世話になった友人がいるんだ。
DF(デーフェ)、メキシコシティ、呼び名はいろいろあるけれど
そこに大きな地震が起きただなんて・・・あぁ。
少し前は南部で地震があったばっかりだけど
32年前の同日に大きな地震がここであったとのこと。
偶然だけど、地震はある周期で起る自然現象なのだ。
(日本でも確実に起る)
発展途上の国でも先進国でも
大都会に人口が集まって来る傾向が強い。
メキシコ最大の都市であり首都であるメキシコ・シティもそうであり、
地方の貧しい農民が職と食を求めて集まって来る。
当然、住むところもないので都市の周辺にスラム街が
形成される。治安も悪くなる。という悪循環が起っている。
ただ、スラムの人々の心が荒れているということはない。
貧しいゆえ、教育不足ゆえ、治安が悪いだけで
悪人が多いわけでは決してない。
実際は心の美しい人々が多いのだ。
旅人だった私は、旅先で知り合ったメキシコ人の自宅に夕食を誘われた、
たまたまそこはスラムであったけれど
心から歓待してくれ、たぶんその日の稼ぎをはたいて用意してくれただろう
鶏肉とトルティーヤとスープをご馳走になった。
(つまりコース料理だったのだ)
そこにはコーラも用意されていた。
特別な日だったのが、そのコーラから解る。
コーラは文明の味なのだ。彼等にとっては。
外国人を自宅に招待するのは、彼等にとって”誉れ(ほまれ)”であったのだろう。
コーラは常温であった。冷えていない。なぜなら冷蔵庫がないのだから。
冷えたコーラは高価なのだ。メヒコ(メキシコ)ではね。
日本人には想像できないだろ?
冷えてないコーラ。冷えていないビール。
それが第3世界の現状なのだ。味なのだ。
簡易の建築の集合体・スラムは地震に弱いに違いない。
お願いだ、無事であってくれ。
メヒコよ、再び復活しておくれ。
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大人な街
先日上京したとき、1時間ほど時間の余裕があったので、
以前から行きたかった「骨董屋」へ寄って来た。
麻布十番にある「さる山」。
小さなお店でなかなか見つけられなかったのだが、
おかげで麻布十番を探索できました。
(お店はすっきりした空間に木工品と焼き物、アンティーク、
現代作家モノが適度にゆとりを持って配置されていた。
一等地でこの品数で大丈夫?と心配になったが、
たくさん並べては野暮なのだ)
欲しい器があったが、帰りの新幹線代なのでヤメ。
バスで帰る手もあるのだが・・・
麻布十番。なかなか近寄る機会がなかった街。
おしゃれな大人と多くの外国人が
夏の終わりの日曜の午後を愉しんでいるようにみえた。
カフェでビールを飲んで、ぼんやりオモテを眺めている男。
帽子屋を覗き込む女性。
乳母車を押す若いお父さん。
ワイワイにぎやかに会話しているタンクトップの外国人アベック。
それぞれが自由に歩道に繋がる空間で遊んでいる。
こんなところがメキシコシティにもあったような。
”ソナロッサ”がそうだったかな。
最先端の街でトッポイ人が闊歩していた。
私は”メルカード(市場)”みたいな庶民の生活がにじみ出ている場所が
大好きだが、おしゃれな場所も好き。
ゆとりが生む空間が、刺激にも栄養にもなるから。
秋が日一日と迫りつつあると「ファッション」を感じるようになる。
光線がそう思わせるのか、肌涼しい空気がそう思わせるのか
解らないが、「ファッション」が気になる。
普段、仕事着ばっかりで、おしゃれな服は一枚も持っていない私だが、
素敵なシャツ着て麻布十番のカフェでチーズとワインなんて
気取ってみたらどんなだろう・・・・
と
夢想してみた。
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マイス
”嵐”のメンバーの一人(大野君だったか・・)が毎日『ブリトー』を食べていると番組でメンバーが語っていたな。
私も『ブリトー』が大好きです。
米国のアリゾナ州に留学していたとき、メキシコ系アメリカ人の友人が、その料理を教えてくれた。
スーパーに行けば、トウモロコシの粉でできた薄くて丸い『ブリトー』の”皮”が10枚入りで売っていて、
それに挽肉を炒めて、生のトマトとレタス・チーズをいっしゅに包めば、おいしい『ブリトー』が完成。
『チリビーンズ』をいっしょに炒めれば、さらにそれっぽくとマイウー。
毎日食べてもよかったです。それくらい飽きない味でした。
『タコス』も米国の国民食になりつつあったな。
”皮”が揚げてあって、そこにチリソースとチーズをかけるところがいいのだが、
私は食べにくい料理だと思っていました。ボロボロこぼれるんで・・・・
その後、メキシコへ旅をした。
そこで知ったのだが、『ブリトー』も『タコス』もメキシコ北部の料理で、
メキシコ料理とは、本国では認められていませんでした。
それらは、アメリカナイズされたメキシコ料理です。
本当のメキシコの文化の重心は、もっと南でそこの主食は『トルティーヤ』です。
トウモロコシの粉で焼いたパンで、インドの『ナン』に似ているかな。
この『トルティーヤ』の味がいいお店が”うまい料理店”と呼ばれるくらい
味の基本と認められているんですね。日本人が『お米』の味にうるさいのと同じです。
メキシコ人の食の基本ですが、お金持ちは『トルティーヤ』の真ん中の軟らかいところだけ
食べて、後は捨ててしまう・・・という話があって、その題材が絵画にもなっています。
メキシコには壁画運動という革命運動と連動していた芸術があり、
その三大巨匠「オロスコ・リベラ・シケイロス」の一人が描いていたと思います。
私が旅した頃に「ルフィーノ・タマヨ」っていう画家が有名でしたが、その方が
描いていたかも知れない、不確かな記憶です。
とにかく『トルティーヤ』の端を食べないっていう題材が強烈で忘れられないのでした。
日本で食べる『トルティーヤ』は小麦っぽくてメキシコの味がしないなぁ。
また、メキシコへ行きたいよ。
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黒い車の白いヤツ
21歳のとき、米国のギター製作学校に入学するため単身渡米した。
英語がからっしきダメで周りが心配したが、若いっていうのは、無鉄砲にもなれんるだね、
半分死ぬきで飛行機に搭乗した。
飛行機に乗ったのも このときが、初めてだった。怖いのは飛び立つ時と降りる時だけだね。
ロサンゼルスが近づくと機内で米国入国手続きを書き込む紙が来たが、まともに読めなかった。
飛行機の中でやはり単身で米国に留学する、脚の不自由な青年と友達になった。
(後日、アリゾナの私のアパートに遊びに来たが、すごく語学がうまくなっていて内心焦った。
私はまだまだだったから)
飛行機は夜中のロサンゼルス空港に着陸した。
ロサンゼルス空港はLAオリンピックの前であちこち工事中だったな。
さぁ、ここからだ。ダウンタウンの長距離バス”グレイハウンド”のバスターミナルまで行かなくてはならない。
どうせ、そこまで頻繁に市バスが出ているだろう、と高を括っていたが、そんなことはなかった。(と思う。
あったかかも知れない。でもぜんぜん解らない)
友人は、飛行機を乗り継いで東海岸に旅立って行った。
荷物を受け取りベルトコンベアーから離れて、出口で途方にくれていたら、日本人が話し掛けてきた。
なんのことか解らないが、私のスーツケースを勝手に持って歩き出している。
???
泥棒なのか。それにしては笑顔で話し掛けている。俺のクルマがそこにあるという。???
完全にパニ食っている私。
駐車場に黒いアメ車が置いてあった。乗れという。スーツケースは勝手に後ろのボンネットに入れられてしまった。
ここに何もかも入っているんだ。それを持っていかれたら困るよ・・・
引きつっていないそぶりで私もその車に乗り込む。なめられたら見ぐるみ剥がされてしまう。
私も饒舌に言葉を返している。何を?しゃべっている?
動き出した車は、暗い方に向かって走り出した。ダウンタウンは街中だろ?そんな暗い方へ向かうって
私を郊外で殺そうというのか?そんなことはさせない。しょうがない途中で車から飛び降りてやる。
車のドアハンドルに手を掛けて私はそのタイミングを待った。
男が言った。
「俺は映画のシナリオライターなんだ。いつかきっとハリウッドで有名になる」
「そうなんですかぁ。どんな話を書いているんですか」
答えを聞いたはずだが、記憶にない。
いつしか車は、グレイハウンドのバスターミナルに到着した。ダウンタウンは思いのほか薄暗い場所だ。
「Phenixまでのチケットを買うんだろ。いっしょに窓口まで付いて行ってやろうか?」
内心手助けが欲しかったが、断った。
「ありがとう」「君こそgood luck!」
男は黒い車で”白タク”をやっていたのだった。
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ビバ・アメリカ!
”鹿島アントラーズ”が”アトレティコ・ナシオナル”に勝利して決勝に進んだニュースが
世界を駆け抜けた。明日の”レアル・マドリード”が見ものだ。
一方の”レアル・マドリッド”が勝利して、負けた方の”クラブ・アメリカ”は
米国チームの名前だと思った人も多かろう。このチームはメキシコのチームである。
学校で習ったように「アメリカ」は「アメリカ大陸」を指す。
ご存知のように「アメリカ大陸」にはふたつあって
「南アメリカ大陸」と「北アメリカ大陸」がある。
多くの日本人は「北アメリカ大陸」にある「United States of America(USA)」を
「アメリカ」と呼んでしまう。(だから私はUSAを米国と記す)
それは正確には間違いなんだよね。
昔、メキシコを旅したときにメキシコ人の友人が
『アメリカはUSAではない。我々の国もアメリカだ』と語っていたことを思い出す。
夢想する。
北米大陸と南米大陸の住人を称してして「アメリカ人」と呼ぶ。
我々は「アジア人」だ。
そして、その呼び方もいつかなくなり「個人名」があるのみ、となるんだ。
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ニュー・ジャージィー
ブルース・プスリングスティーンの伝記『ボーン・トゥ・ラン』を読んでます。
彼はニュー・ジャジィー州の出身なんだ。
20代前半、米国留学していたました。
アリゾナ州にあるギター製作学校で全米各地から生徒が集まっていて、
(そこに日本人とドイツ人も加わっていた)
将来のギタークラフトマン(ルセアーと呼ぶ)を目指して学んでいました。
生徒を見ていて
広い米国、西海岸の人間は解放的で底抜けな人間が多いなぁ、と思ったり
南部の人間は田舎っぽいなと感じを受けました。
東海岸の人間はヨーロッパテイストを感じ、しっとりした部分があって
日本人の感覚に近いようなニュアンスを受けました。
(東部の人間はその教室にはいなかった)
週末の土曜日になると「have a party」しよう と友達が寄って来ます。
なにも特別なことをする訳でなく、仲間とビールを片手におしゃべりを愉しむのが
「Party」だと知りました。こっちは『刑事コロンボ』を観ていましたから
「Party」とはゴージャスな食事の社交界かと勘違いしてました。
たまに挽肉を玉にして野外のグリルで焼いてパンに挿んだ「ハンバーガー」を
ご馳走になりましたが、芸のない調理でした。残念ながら。
泊まっていく友人もいました。
マイケルはたびたび泊まっていたので勝手知ったる他人の部屋という感じで
自由にしています。
日曜日の朝、朝食を作りにキッチンに入ると
マイケルとばったり。
彼は目をまん丸に見開いて”びっくり”顔。
口には丸いものをくわえています。
なんとそれは、実家の名古屋から送られてきた『ゆかり』という”せんべい”でした。
『ゆかり』は海老をつぶして焼き上げたシンプルな海老煎餅です。
彼はニュージャージィー出身のイタリア系の家系で
海鮮が大好物だったのです。
いいよ、好きなだけ食べなよ。
ブルース・スプリングスティーンもイタリア系のミックスチャ。
『ゆかり』を送ったら気に入ってくれるかな?
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冠雪
現地からのリポートで、ハワイ島には標高4205メートル・マウナケア山があるという。
この山は富士山よりずっと高い。
海底から計測するとエベレスト(チョモランマ)より高くなるともいう。
ハワイ諸島の中で一番大きな島がハワイ島で、面積は私の住む岐阜県くらいだそうで
この中に0メートルの海岸から4000メール級の山がふたつ垂直に伸びた島でもある。
これだけの垂直分布があると、あらゆる植生が存在しそうだな。
というのも、日本の屋久島がそうだからだ。
屋久島も小さい島ながら1936メートルの宮之浦岳があって
この山は九州地方でもっとも高い。
亜熱帯地方の屋久島の山頂に雪が降るように、常夏のハワイの山頂にも雪が降る。
*
こう寒いと暖かいところへ移り住んでみたくなるが、雪に限って見てみると
気温0度はどこにでもあるようだ。
ところで、中米グアテマラをバスで旅していたとき、目を覚ますと眼前に「白い山」が現れた。
その形があまりにユニークで、なつかしい感じを受けたので、
何かなと考えてみると、
それはムーミン谷の「おさびし山」の形であった。
ちなみにハワイ島の「マウナ・ケア」とは
「白い山」の意味だそうだ。
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バックパッカー
スマートフォンがあれば世界中の情報を一瞬で集めることができますが、
その地の空気は吸うことはできません。
空気には臭いもあるし重さもある。人の気も満ちているものです。
地図を持って旅に出るのは当たり前の時代は昔のことかも知れません。
スマートフォンがあればガイドブックもいらないかも。
しかし、それに充電できるとは限らないですよ。
両手が自由になる大きな『リュック』を背負って旅に出ませんか?
両手が自由になれば、身振り手振りで意思表示できるでしょ。
パンを片手に移動できるし、ガイドブックも持てます。
高価なものは手に持たないのが基本です。
世界の風をあたりに行きませんか?
その空気を吸ってみましょう。
あなたの知らない世界は、あなたの想像を超えて現存しています。
バーチャルじゃなくて『生の』環境・人に接してください。
世界は狭くないです。おそろしいほど広いです。
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同調圧力
安ホテルに半年ほど滞在したことがある。
毎日うまくて安い昼飯「コミーダコリーダ」をとりながら
冷えてないセルベッサ(ビール)を飲む。
ソカロ(中央広場)をぶらつき 市庁舎の壁画を観て、
メトロポリタン大聖堂で絵葉書を買って、
メルカード(市場)で朝食用の果物を買って帰った。
フリーダ・カーロ美術館へ行き、
国立自治大学(UNAM)のキャンパスを歩いて、
地下鉄に乗ってルイス・バラガンの建築を見て来た。
友達も出来てパーティにも呼ばれた。
ニューヨークからこの街に移り住んだ日本語学校の教師が言っていた。
「私が私であるためには、日本を離れなくてはならなかった」と。
*
日本には、同調圧力があるのだろう。
人と違うことを嫌い、同じものを暗に求めている。
だから彼女は海外の大都市に住むのだろう。
僕は今、地方の山間地に住んで休みなしで働き畑仕事が息抜きの生活だが、
同調圧力の「圧力弁」を持っている。
旅も大都市も美術館からも離れてしまったが、この「弁」でベンドしながら
田舎に根を下ろして生きている。
*
サッカー日本代表監督のアレーギさんはメキシコ人だ。
彼によってメキシコが近くなったのが嬉しい。
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哀愁のアルゼンチン
哀愁のアルゼンチン
ラジオからアストル・ピアソラの楽曲が流れて来た。バンドネオンの哀愁を帯びた音色の背後で重厚なオーケ
ストレーションが響いていた。現代の名作曲家として誉れ高いピアソラだが、まさしくそう思った。
言うまでもなくアルゼンチンは南半球にあるのだが、その首都・ブエノスアイレスは旧宗主国スペインよりス
ペインらしいと言われている。大航海時代にスペイン・ポルトガルが争って植民地を拡げて行ったが、中南米
の言語がラテン系なのはそのせいだ。
私にとってのアルゼンチンは、サッカー選手のマラドーナであった。魅惑の選手だった。左足1本のドリブルで
ヨーロッパの列強を抜き去って行った。あの白と水色のストライプのユニホームはあこがれの対象だった。
フォークランド紛争や国家経済破綻など、かの国からのニュースはサッカー以外は暗い色調ばかりだったが、
タンゴの巨匠がクラシック界でも評価されたことは嬉しいニュースだった。
20代中頃、アルゼンチン目指して日本を旅立った。ことの顛末を先に言ってしまうと私は米国の次ぎに訪れた
メキシコに沈没してしまい、南米には渡れなかった。そのことの後悔はまったくないが、ピアソラを聞くとスペインよりスペインらしいブエノスアイレスを思い描いてしまう。
カフェでセルベッサを飲みながらタンゴを愉しむ大人の私。(うむ、似合わぬ)
中南米はメソチソと呼ばれる原住民と白人の混血の人口がもっとも多いが、アルゼンチンは他の中南米の国よ
り白人の比率が高いらしい。今もヨーロッパから白人が古きヨーロッパを求めてブエノスアイレスに移住する
と聞くから、かの国は時が止まっているのかも知れぬ。
だが、メッシを見る限り止まっているより進んでいる国だ。ことサッカーに関しては。
経済が不調でいぜん失業率が高そうだが、ブラジル経済が好調ならアルゼンチンもじき良くなるかも知れぬ期
待してみよう。(少し甘い観測だが)
日本の裏にある国、アルゼンチン。ポルトガル語はダメだがスペイン語は少しは解る。このことだけでもいつ
かチャンスがあれば訪れてみたい動機づけになる。
長生きしよう。
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